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答えのない世界を生きる
本, 小坂井敏晶
によって 小坂井敏晶
4.3 5つ星のうち 6 人の読者
ファイルサイズ : 20.21 MB
内容紹介 ライフネット生命創業者・出口治明氏絶賛! “「力尽きるまで思想の戦士でいたい」―― 稀有な知性の半生が、本書で明らかにされる。 名著『社会心理学講義』が生まれた背景が じつによく分かる。" 常識から目を覚ますために。大いなる知性が紡ぐ「考えるための道しるべ」 世界から答えが消え去った。〈正しさ〉を定める源泉は、もはや失われた。どんなに考え抜いても、人間が決める以上、その先に待つのが〈正しい世界〉である保証はない。無根拠から人間は出発するしかない。それが本書の問いである。 少数派が果す役割を掘り下げ、開かれた社会の意味を考察する。 出版社からのコメント 本書は、二〇〇三年に現代書館から上梓した『異邦人のまなざし』の改訂版である。出版から一五年近く経ち、学問や大学に対する私の思いは少なからず変化した。新たに考えたことを加筆し、私のフランス生活を再び反省してみた。そして自伝的性格の強かった原著の内容を一般化して、考えるための道しるべとして書き直した。異邦人や少数派が果たす役割をより掘り下げ、開かれた社会の意味を考察する。(「はじめに」より) 商品の説明をすべて表示する
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以下は、答えのない世界を生きるに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
本書は、小坂井さんが異邦人として生きていることになるまでの過程と、異邦人としての価値に対する考察が書かれている。小坂井さんの著書を全て読んだ訳ではないが、本書は学術的な考察は少ない気がする。あとがきにも『自伝』という言葉がつかわれていたように、自伝的な意味合いが多い書と感じた。では読む価値は?と尋ねられたら、私は以下のように答えるだろう。本書は、考える習慣のある方には、大いに参考になる書である。何故なら、答えのない世界に対し、小坂井さんがその答を見つけようと挑んだ内容になっていると感じるからである。世の中には誰かが決めた答えが氾濫していると感じはしないだろうか。また誰かが決めたわけではないが、日本人に特有の芸能人不倫叩きなど、その集団に備わる性質なども、正しい解として受け止めてしまうことはないだろうか。そういったことに対して、自分の考えを整理するために本書は必ず力になってくれると感じる。私は、無知か博識かで言えば、博識が好きである。知れば知るほど、知が後退する、などの論が仏教などにあったような気がするが、それは置いておきたい。博識の利点の1つは、その観点の多さにある。たった1つの視点で考え方が変わることがあろう。私のような浅学ものは、そのような視点を得ることできた。先述の不倫に対しても、日本国憲法第31条に照らし合わせるとおかしい。世間の越権と取れる。なるほど、同質性を重んじる日本では、少しの逸脱にも敏感か、などの考察を可能としてくれる。この意見は異端でしょうが、憲法を持ち出して異端になるとはどういうことか。またフランスとの対比も面白い。なお、意外にも、小坂井さんは大学で窓際族であると。信念を通すと、こうなるのかな、と、なぜかソクラテスの弁明が頭をよぎる。自分の頭で考え抜きたい!そんな思いがある方には、心強い1冊となる。
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